シャープ ドラム式洗濯乾燥機 ハイエンドモデル ES-X11A-SRレビュー【全人類マストバイ】

レビュー

yamataです。

今回はAmazonで買ってよかったものランキングで圧倒的1位であったシャープのドラム式洗濯乾燥機ES-X11A-SRについて深堀りしていきます。

購入から3ヶ月が経ち、「洗濯物を干すことからの開放」の感動を共有したくこのブログを開設したと言っても過言ではありません。

商品の良さはもちろんのことですが、

  • そもそも何でドラム式洗濯乾燥機が良いのか
  • ES-X11A-SRについてレビュー
  • 日々の洗濯ルーティン

の3点に焦点を当てて全力でレビューしていきます。

yamata
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筆者の簡単な紹介

  • 社会人5年目、一人暮らし、男
  • QOL向上に努めている
  • レビュー動画やブログを日頃チェックしている
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ドラム式洗濯乾燥機とは

改めてドラム式洗濯機とは何なのかを、こちらの画像に則って縦型洗濯機と比較をしていきます。とはいえ家電のプロではないため簡潔に個人的見解をまとめていきます。

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洗浄・衣類の傷み・色移り

ドラム式は洗濯物を持ち上げて落とす「たたき洗い」になります。少量の水をためて洗うため節水性が高く、洗剤の濃度を濃くできるため特に皮脂汚れに対して力を発揮します。ただその分色移りや黒ずみが目立つことがあります。

縦型は洗濯槽の回転で洗濯物をこすり合わせる「もみ洗い」になります。洗濯物同士をこすり合わせるため泥などの固形の汚れに強いのが特徴です。ただこすり合わせることで洗濯物が絡むことが多く傷みやすいデメリットがあります。

ドラム式購入前に「子どもがいるから」とか「夫が外仕事だから」という理由で洗浄力の高い縦型を購入している方の口コミを見ましたが、縦型をずっと使っていた僕からすると縦型だからといって汚れが落ちやすい訳では無いので、それだけでドラム式を見送るのはもったいないかなと思います。

乾燥・省エネ

ドラム式の乾燥機には主に3つの方式があり、それぞれ異なる特徴と利点があります。

  • ヒートポンプ方式: 湿気を含んだ空気を除湿し、乾燥させるためにヒートポンプを使用します。除湿された空気は機外に排出され、乾燥させた温風で衣類を乾燥させます。低温で乾燥するため、衣類の傷みや縮みが少なく、省エネ効果が期待できます。
  • 低温風パワフル乾燥(排気タイプ): ヒーターで加熱した室温に約15℃の低温風を加えて衣類を乾燥させます。低温で乾燥するため、衣類の傷みや縮みが少ない利点があります。ただし、ヒーターを使用するため、電気代がかかる可能性があります。
  • ヒーター乾燥方式(水冷・除湿タイプ): ヒーターを使用して衣類を乾燥させます。水冷または除湿タイプと呼ばれることもあります。通常、縦型のドラム式と同じ特徴を持ちますが、ヒーターを使用するため、電気代がかかる可能性があります。

縦型の乾燥機は上記のヒーター乾燥方式と、冷却水を使用して湿気を含んだ温風を除湿し、乾燥の際に発生する水蒸気を水に戻して機外に排出する水冷除湿タイプがあります。この方式もヒーター乾燥同様に電気代がかかるデメリットがあります。

正直縦型の構造上乾燥に向いていないので縦型で乾燥をしようとは思いませんが、省エネの観点からとりあえず迷ったらヒートポンプ式一択ですね。

節水

ドラム式の洗濯容量10kgと縦型の洗濯容量10kgだと使う水の量が3~40リットル変わってくるため、ドラム式の方が縦型に比べて圧倒的に使用する水量が少なく、結果として水道代が安くなります。

価格・設置

縦型はシンプル構造のため、安い機種なら3万円代から購入できる機種もあります。僕も新卒で購入したのは3万円台の縦型でした。

一方ドラム式は複雑な構造かつ洗濯と乾燥の2つの機能が組み込まれているため、安い機種でも最低10万円出さないと購入できません。高い機種だと30万円代になるため、購入を後回しにしている人が多い要因と言えます。僕もそうでした。

設置

ドラム式は縦型よりもスペースを取る傾向にあり、自分の購入したES-X11Aの寸法は73.9 x 640 x 111.5 cmと全体的にゴツいです。重量は84kgと一般的な縦型の倍の重さがあるため搬入は少し手間と言えます。

そのため搬入経路は注意する必要があります。

ドラム式を購入したきっかけ

ドラム式のメリットデメリットが分かったうえでドラム式洗濯機を購入した理由は、何と言っても圧倒的に時短になるからです。

ドラム式購入前は一人暮らしする際に購入した3万円代で購入した縦型をずっと使用していました。洗濯は水曜と日曜日の週2回行っており、洗濯後は洗濯物を取り出す→ハンガーを通す→浴室の棒に吊るす→浴室乾燥機をかけて終わりでした。

新卒当初は浴室乾燥機があるだけでかなり時短だなと感動していましたが、入社5年目にして「この干すルーティン無駄では?」と疑問に思うようになりました。

干すルーティンだけで約10分くらいかかっていたため、日曜の夜に泣きながら洗濯を干して憂鬱になりながら枕を濡らしていました。

干す作業が無くなるだけで、10分×月8回、年間に直すと960分=16時間の時短になり、浮いた時間で自己投資なり余暇時間に当てれるため、多少金額が高くても投資価値はめちゃくちゃあるなと感じました。

ES-X11A-SRを購入した理由

最初は比較サイトを見まくった結果、ドラム式はパナソニックが歴史があり間違いないということで、元々パナソニックのNA-LX113BL-Wという型落ちで下位グレードの機種を狙っていました。

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それでも20万円を前後していたため、安くなるまで価格.comに張り付いていましたが、ボーナスシーズンになり普通に値上げして膝から崩れ落ちました。

ここで計画が破綻したので、改めて各メーカーを比較した上でES-X11A-SRの購入することに決めました。決め手になったのは①洗濯・乾燥容量②乾燥方式③ハイエンドモデル④デザインになります。

洗濯・乾燥容量

ES-X11A-SRは洗濯容量11kg/乾燥6kgで一人暮らしには大きいのでは?と思われますが、洗濯容量7kgの機種だと乾燥容量が3.5kgと毎日洗濯しない自分にとっては少し物足りないため、大は小を兼ねるということで購入しました。

乾燥方式

乾燥機能の説明でヒートポンプ方式が最強ということが分かりましたが、ES-X11A-SRはヒートポンプ乾燥+サポートヒーターを使ったハイブリッド乾燥技術により、よりふんわりあたたかな仕上がりを実現します。

SHARP ES-X11A-SR 乾燥 https://jp.sharp/sentaku/products/esx11a/dry/

1回当たりの電気代も約18.6円のため、他社の約30円と比べると圧倒的に安いことが分かります。

また、ハイブリッド乾燥NEXTという温度・湿度センサー×AI制御により、布質にあわせて乾燥運転を制御するので、乾燥ムラを抑えることができます。科学の力凄い。。。

●「薄手」「化繊多め」などの乾きやすい布質の場合:乾かしすぎのムダを抑え、すばやく乾燥します。 ●「厚手」「綿多め」などの乾きにくい布質の場合:温度低下を防ぎ、ムラを抑えてしっかり乾燥します。
SHARP ES-X11A-SR 乾燥 https://jp.sharp/sentaku/products/esx11a/dry/

ハイエンドモデル

パナソニックのハイエンドモデルは泣く子も黙る348,480円。というのもパナや日立は指定価格制度を導入しており、メーカーが指定した価格で販売を行い、お店が値下げや在庫処分の値引きができないようになっている。現在は昨年モデルも販売終了で購入できない模様。

一方SHARPは指定価格制度を導入していないため、ネットで比較的安く購入ができます。

廉価グレードと違い洗剤柔軟剤の自動投入、無線LAN連携がある上に、SHARP独自技術の乾燥フィルター自動掃除機能があるため、より時短に拘るならハイエンドを20万円で買えるなら安いと言えます。

フィルター自動お掃除
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デザイン

特に購入の決め手にもなったのはSHARPにしかないスタイリッシュデザインです。

SHARP ES-X11A 概要 https://jp.sharp/sentaku/products/esx11a/overview/

購入に当たり家電屋で実機を見ましたがめっちゃオシャレやんけ!と感動しました。島田○助も「素敵やん」と泣くことでしょう。他のメーカーには無い唯一無二のフォルムと投入口のデカさに一目惚れして購入を決意しました。

購入前の注意点

購入前の注意点として、搬入経路のチェックがあります。家電量販店で購入された方は購入前に設置下見を無料で行っているところもありますが、今回はAmazonで購入したので自分で搬入経路を確認する必要があります。

Amazon商品ページに記載されているこちらのチェック項目を元に、玄関や階段の幅、ドアの向き・開閉時のスペース、防水パンのサイズ等チェックしましょう。

コンセントや水栓の位置も場合によっては洗濯機に干渉する恐れがあるので確認しましょう。

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搬入~設置

Amazonで設置引取サービスを依頼すると、搬入当日にヤマトホームコンビニエンスの作業員が2名来ました。

元々使用していた縦型洗濯機を撤去した後に搬入になります。

防水パンを掃除している間に雄叫びを上げながらドラム式を持って階段を上がる声が聞こえてくるため申し訳なくなりました。

ここで設置する前に問題があり、ドラム式洗濯機を嵩上げしないと排水ホースが干渉してしまうことが分かりました。予想もしていなかったことなのでオワタ・・・となっていましたが、ヤマトの作業員さんが嵩上げブロックを持参していたため即購入しました(3,300円)。流石プロです。

こうして設置が完了しました。

付属品・設定

付属品としては取説、風呂水使うやつ、布団を抑えるやつです。とりあえずすぐには必要無いので割愛。

洗濯機の使用自体はヤマトの方が乾燥試運転をしてくれたためすぐに使用できる状態になってました。

後は無線LANの設定を説明書に従って自分で行います。若干手こずりましたが30分ほどで完了しました。

使用3ヶ月レビュー

ここで3ヶ月使用して良かった点と悪かった点をまとめます。

良かった点

乾燥フィルター自動清掃機能

良かった点の1つとして、まず何と言っても洗濯と乾燥が圧倒的に時短になった点です。

今回購入の決めてにもなった乾燥フィルター自動掃除機能と洗剤自動投入の2点がやはり最強でした。

他社のドラム式だと乾燥フィルターを毎回掃除する必要がありましたが、こちらの機種だと10回前後使ってやっと掃除する必要があるため全く手間になりません。

奥のフィルターは取ってティッシュでホコリを取れば掃除終了です。

また、お知らせ機能があるため、乾燥終了後にたまに出る「聞いて」を押すと、乾燥フィルターにホコリが溜まったタイミングで教えてくれるためホコリの捨て忘れが無くなります。

洗剤自動投入機能

良かった点の2つ目は、洗剤自動投入機能で今まで毎回洗剤を入れていた手間が無くなりました。濃縮洗剤を使うと約3ヶ月ほど交換する必要が無くなるためめちゃくちゃ楽です。

洗剤の残量も本体とアプリから教えてくれるため入れ忘れを防ぎます。ハイテクすぎて脱帽です。

ジェルボールやワンハンドプッシュなど、洗剤を入れる手間が少なくなっている昨今ですが、予算に余裕があれば絶対にあったほうが良い機能です。

アプリの便利さ

最後にアプリの便利さです。厳密にはアプリからブラウザを通して状況を確認できます。

上記に記載した通り、洗剤残量と乾燥フィルター通知が来るほか、洗剤の指定を行うことでその洗剤に応じた投入量を自動で入れてくれます。

種類もほぼほぼ網羅されている他、もし記載がない場合は量の設定もできるので問題ありません。

洗濯指数でその日の乾燥時間を調整してくれます。

AIで衣類の種類を判定し、洗濯乾燥終了後にレポートを保存してくれるのも面白い点ではあります。

悪かった点

脱水時の騒音

悪かった点を強いて挙げるとするなら脱水時の騒音になります。

YouTubeで他のレビューを見ると分かりますが、メーカー公称37dBに対して60~70dBの音がします。70dBは電話のベルとか騒々しい事務所の中と同じレベルに該当するためかなりの音になります。

脱水時間は約10分ほどになりますが、壁の薄い家に住んでる方は隣人にも聞こえるレベルになってきます。僕はがっつり寝る前に使用することが多いですが、隣の部屋で寝る場合は厳しい音量です。音量を気にする場合は予約機能を駆使して日中の利用をおすすめします。

対策としては防振ゴムが売られているのでこちらを置いて多少振動は軽減されるみたいです。

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洗濯の効率化ルーティンの紹介

最後に日々の洗濯ルーティンを紹介します。

洗濯置き場の紹介

まずこれが現在の洗濯機置き場になります。

ラックに乗っている無印良品の「やわらかポリエチレンケース・大」の上段にはバスタオルとハンドタオルを収納し、下段には下着類を収納してます。

床に置いている「やわらかポリエチレンケース・深」には左は使用したタオル、右は脱いだ服を入れます。

洗濯ルーティン

洗濯ルーティンとしては以下のとおりです。

①毎週水曜と日曜にケースに溜まった服を洗濯機に入れる

②自動洗濯乾燥コースでスタート

③朝もしくは寝る前にラック上のケースに収納

時間としては1~2分で終わります。ポイントとしては畳まずにケースに入れることです。

とはいえ仕事のシャツはいくらノンアイロンでも乾燥終了後に取り出すと画像の通り少しだけシワが気になります。

そのため無印のハンガーに通して風呂場で干しておきます。こうすることでシャワーや湯船の湿気を吸ってシワが無くなります。このシワ取り方法は元アパレルの友達が教えてくれました。

タオルも同じ要領で溜まったら洗濯をして乾燥が終わったらケースにぶち込むだけで終わりです。

ポイント・注意点

こちらのルーティンを行うに当たり、意識すべきポイントとしては

  • いかに畳まないか
  • 靴下はユニクロの黒ソックス10足で統一(仕分け不要になる)

になります。

上記で紹介したワイシャツの様に、どうしてもハンガーに通したい「おしゃれ着」などを洗濯する場合は洗濯と乾燥を分けて行い、洗濯終了時に取り出して浴室乾燥にかけるなどする必要があります。

といっても手間になるため、そもそもシワがつかない服を着るなどをして工夫していこうと思います。

まとめ

今回はドラム式洗濯乾燥機ES-X11A-SRをレビューしました。

洗濯にかかっていた時間が時短になり、もう手放せない家電になりました。僕のルーティンを参考にすると更に時短になるためおすすめです。

この機種に限った話ではありませんが、もう少し予算が低くてもドラム式を検討できるため早く変えるべきです。全人類マストバイアイテムです。

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